もくじ
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今年も文殊寺に行ってきた。今年は一段と賑わい、本堂の階段にお参りの待ち行列が出来ていた。
冷たい風と青空、典型的な冬型の一日だった。一応、軽アイゼンを持参したが、雪は全く無く出番はなかった。 昼食は子ノ山の仏様の前。ここは眺望良好、風も弱まり関東平野を眼下に寛いだ。
小さいながらスキー場もある赤城、雪に覆われた長七郎山と地蔵岳を歩き、この冬初のスノーハイキングを楽しんできた。 天候に恵まれ、南には関東平野の先に筑波山や富士山の姿、北には白く輝く上越国境の山々の姿が楽しめた。風も殆ど無く穏やかで概ね順調だったが、地蔵からの下りは傾斜が急な上に雪が深く手こずった。
平地は勿論、傾斜地にも大型ホテルやマンションが林立、独特な街並みが広がる熱海温泉に行ってきた。 街の中はビルがびっしりで圧迫感があったが、湯前神社では温泉の手水?、付近には湯煙りも上がり湯の郷の風情も感じられた。また、糸川沿いの熱海桜は蕾を開き始め、梅園には見頃になった梅の木もチラホラ、「日本一早い春」をちょっぴり楽しんできた。 2日目はMOA美術館を往復した後、ガイド付きの「湯〜遊〜バス」に乗り主な観光地を一周してきた。熱海は彼方此方に急な坂道、歩く時は距離と共に高度差の確認も必要だ。
平野部で数cmの積雪があった翌々日、丸山に行ってきた。積雪は10cm程度、思ったより少なかったが、凍結も無く快適、雪の山歩きを楽しんできた。寒波が張り出し山頂は−2℃、寒い一日だったが、晴れて視界は良好、白く輝く八ヶ岳も確認できた。 帰路は大野峠経由で赤谷に下りた。途中、森林伐採現場があり視界が開けていた。近頃の伐採は重機を作うのが一般的なようで、作業用の道が伸び、山道と交差していた。
標高2480m。北八ヶ岳を代表するピークのひとつながら、ロープウェイ山頂駅から高度差200m余り、雪山入門の山として知られる北横岳に行ってきた。 北横岳への道には多数の標識が設けられ、行交う人も多かった。天気に恵まれれば厳冬期の雪山の素晴らしさをノンビリ楽しめたと思う。しかし、今回は時間経過と共に天候悪化、森林が途切れると顔に当たる雪で痛みを感じる程の吹雪。雪山の厳しさの一端を体験してきた。
山への足として頻繁に利用する西武秩父線。線路の北には日和田山〜関八州見晴台〜刈場坂峠〜丸山と連なり、南は天覧山〜多峯主山〜天覚山〜伊豆ヶ岳と連なり、刈場坂峠付近で北側の山並みに合流している。 両者を合わせると40数km?、U字型の長い道。これまでの山行で、残すは多峯主山〜天覚山のみだったが、今回の山行でU字型が繋がった。 今回のコースは住宅地やゴルフ場に隣接した部分が長いが、登り下りが多い上に足場の悪い所も多々あり、予想以上にハードなコースだった。また、多峯主山は14年前の山歩き再開のきっかけになった山。久し振りの再訪で感慨深かった。
標高600m付近からは所々に固くなった数cmの雪、大持山や武甲山も冬化粧。冬の眺めと雪道歩きを楽しんできた。 見晴台にある「山名説明版」を眺めていたら、武甲山の姿が 実際の眺めと違うことに気付いた。石灰岩の採掘が進み、形が変ってしまったという事か? 見晴台から顔振峠を経て諏訪神社まで歩いた後、東吾野駅に向かって下った。途中、話に聞いていた「阿寺の岩場」を眼にする事ができた。
富士の姿を期待し、天気予報で「晴れ」の日を選び、早めに登山開始。狙いどおりの富士、更に丹沢の眺望が楽しめた。日向では汗ばむ程だったが、日陰で風が加わるとかなり寒かった。雪は無かったものの彼方此方に霜柱が見られ、ぬかるんだ所も多く、所々で補修工事が行われていた。 全長約16kmの長い道。全体として緩い傾斜が多いが、与瀬神社への最後の300m程は急な下り。久しぶりに膝にきてしまった。
ベトナムの首都ハノイと世界遺産ハロン湾を巡る旅に行ってきた。ベトナムと言えばバイクが思い浮かぶが、通勤時間帯の街中は想像以上で凄まじかった。また、車もバイクも警笛を頻発、ピーピープープ―鳴響いていた。 ハノイ郊外のバッチャン村で焼き物屋に寄った後は、ハロン湾に向かい船内で海鮮料理を味わいながら数々の奇岩を見て回った。途中、湾内の島の一つにある鍾乳洞に立寄ったが、小島の中とは思えない規模で見応えがあった。 ハロン市で一泊後、ハノイに戻りホーチミン廟や水上人形劇場等、代表的な観光地を巡った。移動の際、道路を何度か横断したが、横断歩道に関係なく渡るのがベトナム流らしい。現地のガイドについて渡ったが、多数の車やバイクが行きかい恐ろしかった。
九段下駅から、牛ヶ淵/千鳥ヶ淵の桜を眺めながら、桜フェスティバル実施中のインド大使館へと向かい、更に靖国神社、外堀公園を経て返ってきた。 晴れて気温も上がり、満開のソメイヨシノが青空に映え見事だった。ただし、当然ながら何処も大勢の人出、特に千鳥ヶ淵付近は写真を撮るのも大変な程混雑していた。
日和田山〜北向地蔵〜武蔵横手と歩いた後、更に高麗駅まで歩いた。麓では桜が満開、ショカッサイやレンギョウ等々春の花も開き、華やかな季節になった。 平日にも係わらず多くの人出、春休みのせいか小さな子供の姿が目立った。
来週は「外秩父七峰縦走ハイキング大会」。その足慣らしも兼ね、正丸駅から高麗川源流之碑まで車道を辿り、更に刈場坂峠から丸山〜芦ヶ久保駅まで、車道と山道の交互するコースを歩いてきた。 山の麓や果樹公園村では、桜、桃、李、レンギョウ、雪柳等々が花盛り。白、ピンク、黄等、種々の花が咲誇り華やかだった。
毎年4月に行われるこの大会。これまでに何度か参加し、東武竹沢駅からのBコースは2度完歩したが、小川町駅からのAコースは2度挑みながら何れも途中棄権。4年ぶり参加の今回はAコース完歩を目指した。 しかし、従来同様に官ノ倉山と笠山の数ヶ所で渋滞した上、笠山手前から雨も降ってきた。更に笠山の下りではスリップした弾みにふくらはぎが攣りかけ更に意気消沈。これまで最短の笠山峠で諦め、白石車庫へと下山した。 楽しみにしていた萩平は期待外れ、今年は見頃が早かったようだ。でも、山道の足元にはスミレ、白石車庫へと下る道にはニリンソウ、ヒトリシズカ、ヤマブキ等が沢山咲いていた。
カタクリを期待し、正丸駅から尾根伝いに芦ヶ久保駅まで歩いてきた。武川岳に到着しても花も葉も見当たらず「途絶えた?」と思ったが、二子山方面に歩きだすと間も無く、群落というよりポツリポツリという感じながら花を見つけることができた。 また、山道のあちこちには散り始めたサクラやミツバツツジ、足元にはスミレやヒトリシズカ、そして新緑。山の彩りが戻ってきた。
一週間前には桜の花びらが舞っていた伊豆ヶ岳。若葉に覆われ、すっかり姿を変えていた。 道端にはウツギやシャガの花が開き、夏の装いが整いだした。
丸山から大野峠、虚空蔵峠を経て旧正丸峠まで歩いてきた。途中、段差が大きいうえ所々崩れた階段があり、滑り易く手間取った。でも、全体としては確りした道、更に道端にはチゴユリやヤマツツジ、新緑の山を楽しんできた。 大野峠付近の山肌にギザギザの筋、森林伐採作業道のようだ。景色が変り残念な気もするが、伐採された材木が放置されず活用されるようになった?
天気予報どおりの青空、瑞々しい新緑、ややかすんだ残雪の富士や南アルプスの姿、気温も適度で快適な山歩きを楽しめた。緑の中の所々、沢山の白い花をつけた木が眼に留まった。オオカメノキらしい。 上日川峠から大菩薩嶺までは賑わっていたが、山頂を越え丸川峠への道に入るとぐっと人が減り、静かな山も味わえた。ただし、所々に露岩があり、最後まで気の抜けない山道だった。
霞気味で山頂からの眺望はスッキリしなかったが、平日とあって人影は疎ら、長閑な一時を過ごしてきた。 帰路は滝ノ平尾根。概ね針葉樹林に包まれた道だが、下るにつれ小紫陽花の花が目立った。梅雨の季節も近い。
赤城の最高峰黒檜山に登ってきた。山頂近くの展望台からは上越国境や尾瀬、日光の山々の眺めを楽しむことできた。特に谷川岳付近の山々は残雪でクッキリ、綺麗だった。 また、新緑に包まれた山の中に、ミツバツツジやヤマツツジそしてシロヤシオ、ポツリポツリと彩りを添えていた。 大沼湖畔から黒檜への道は岩と大きな石の入り混じる急な登り、しかし駒ヶ岳経由で湖畔に下る道は確りした階段の連続。どちらも足への負担の大きい道だが、逆コースの下りは滑りやすそうで、一段と大変そうだ。
前回から一ヶ月余り、山は濃淡入り混じった緑から濃い緑一色に変わっていた。子ノ権現付近のシャガは緑の葉のみになっていたが、麓ではユキノシタが白い花を沢山つけ綺麗だった。 久しぶりに男坂を登ってみた。左右の木に頼らないよう心がけたが、鎖への依存が増え、上半身の負担が大きかった。
なまこ塀と掘割りの大きな鯉が印象的な津和野、江戸時代の武家屋敷や町人の住まいが連なる萩、2つの城下町を訪ねる旅に行ってきた。 萩と津和野、併せて紹介されることが多いが、車で一時間余り、思っていたより離れた場所だった。また、萩は海に面した三角州を中心にした街。一方、津和野は山間の川に沿った小さな街、自然条件も大きく異なっていた。でも、どちらも落着いた雰囲気で江戸の姿を今に伝える町、心穏やかな旅を楽しんできた。
<城下町:木戸孝允旧宅、旧久保田家。旧松本村:松下村塾、松陰神社> 薄日も射したがスッキリしない天気。霧の表参道から武甲山に登った後、小持山、大持山、妻坂峠へと繋がる道を歩いてきた。 小持山は2度目、足場の悪い所だったという記憶のとおり、岩場のある小ピークが連なり変化に富んだ道だった。一方、大持山には何度も登り印象も鮮明だが、これまでは何れも寒い時期。木々の葉に覆われた山道を初めて体験した。
武川岳山頂は曇天、黒い雲も流れ「梅雨の晴間」という予報は外れと思った。でも、焼山に着く頃には予報通り爽やかな青空が広がり、梅雨時とは思えない快適な山歩きだった。 天狗岩付近は間伐が進み大分スッキリした景色になっていた。また、雌岳から尾根道での下山は久しぶり、浅間神社が再建された他、「あしがくぼ氷柱」関連工事?で雰囲気が大きく変っていた。
今回の主な目的はホタル見物。夕食後、休暇村に接した高麗川でその姿を探すと、時々、黄緑の光を点滅させながらゆっくり舞う姿。数は少なかったが、幻想的な光を眺めなることができた。また、前日は東郷公園に立寄り、緑に覆われた山道の散策を楽しんだ。 この辺り、著名な観光地が乏しい上に、宿の湯は温泉でなく、期待は低かった。でも、何とも言えないゆったりした雰囲気、充分に堪能できた。 ところで、休暇村の入口に「東郷公園」を示す新しい道標があり、林道?が伸びていた。東郷公園方面に繋がる新しい道ができたようだ。
ここ暫く雨や曇りの日続き。気温も低めだったが、久しぶりに天気予報に晴れマークが並び、彼方此方で猛暑日が記録されるようになった。低山歩きには厳しい季節で足取りは重かったが、稜線に出ると心地良い風、やっと一息ついた。 一昔前、真夏の奥武蔵はシーズンオフで、一部の中高年愛好家の世界だったと思う。でも、近頃は若いハイカー、更にはトレラン愛好者も加わり、山道も電車も多くの人で賑わっていた。
関八州見晴台は標高八百メートル足らず。いわゆる夏の低山歩きで暑かったが、山頂を吹き抜ける風は涼やかで心地良かった。 今回の山歩きの目的の一つは、先日購入したザックの使い心地確認。フィット感の良さと、大きく開くフロントアクセスジッパーの使い易さは謳い文句どおりだったが、通気の良いバックパネルの威力は今一歩と感じた。
何時か訪ねてみたいと思っていた北アルプス最深部の雲ノ平、そして高天原。折立から入山し、これら二ヶ所を巡った後、鷲羽岳と三俣蓮華岳に登り、新穂高へと降りてきた。 雲ノ平は一面の草原と思い込んでいたが、ハイマツが多く予想外だった。一方、高天ヶ原は山々に囲まれ、何とも言えない趣きがあった。 初日は雨が時々パラついたものの、二日目以降は好天に恵まれた。鷲羽岳や三俣蓮華岳からは、北アルプスの殆どを見渡す事ができ、之までの足跡を思い起こしながら眺めてきた。特に、初めての北アルプス、一ノ越〜五色ヶ原〜薬師〜黒部五郎〜三俣蓮華〜槍は、格別の思いで眺めてきた。
アイガー、モンブラン、マッターホルン等、これまで映像の世界だった本場アルプスの峰々。これらを眺めにスイス+シャモニの旅に行ってきた。直接眼にする岩と雪、そして氷河の迫力は想像以上、まさに絶景で素晴らしかった。 グリンデルワルトとツェルマットでは、各1時間程度ながらハイキングも体験でき、更にジックリと楽しむことができた。付近には道標の整備されたコースが沢山あり、一定期間滞在してのハイキングも面白そうだ。 また、ベルンでは中世の姿を伝える街を散策。更に、世界一遅い特急列車「氷河特急」にも乗車し、通過する街並みや自然等、アルプス以外の眺めも楽しんできた。
雲ノ平〜高天原の後、猛暑や長雨、そしてスイス旅行。いろいろあり間が空いてしまったが、久しぶりに山歩きに出かけてきた。 秋も本番、スッキリした青空だった。また、西吾野駅の道端にはシュウカイドウやミズヒキが綺麗だった。
茶臼岳は3度目。これまでは何れも日帰りで慌しかったが、今回は温泉で2泊、温泉と紅葉の山歩きをゆったりと楽しんできた。 山歩き当日は朝から青空、紅葉も見頃、素晴らしい眺めを堪能できた。ただし、太平洋上の台風の影響でロープウェイが運休する程の強風、風の通り道では身体が振られる程で、大変寒かった。 初日、宿のバスで那須フラワーワールドに行ってきた。花の時期には遅いと思ったが、ケイトウ、コスモス等の花が広がり楽しめた。
山頂に着いたのは昼近くだったが、前夜のニュースどおり、山頂付近に雪を被った富士の姿を望む事が出来た。 この日も沢山の人が訪れた高尾山口駅。木目を生かしたデザインに衣替え、隣接の日帰り温泉も完成間近、雰囲気が大きく変った。
名古屋は2度目。今回は屋外施設に狙いを定め、愛・地球博記念公園でサイクリング、東山動植物園で散歩を楽しんできた。快晴で風も弱く、この時期としては高い気温、日陰が心地良かった。 往復の新幹線は料金優先で「こだま」を選んだが、ほとんどの駅で「のぞみ/ひかり」の通過待ち。当然ながら、快適さは落ちた。
高麗駅から日和田山に向かうつもりだったが、飯能駅で30分間以上の乗換待ち、飯能駅から高麗峠経由で歩いた。ゴルフ場や国道も近い道だが、木々に覆われ気持ち良く歩けた。 日和田山と言えば、近隣の幼稚園や小学生の遠足の地、そして遠足の季節。多くの子供たちで賑やかだった。
御岳へは何度か訪れたことがあるが、何れもケーブルカーか、その下の道。今回は鳩ノ巣駅から登り、日の出山〜日向和田へと下る新たなルートを歩いてみた。 御岳〜日の出山間は、平日にも関わらず賑わっていたが、その前後は人影も疎ら、静かな山歩きが楽しめた。でも、青梅線7駅分のロングコース、大楢峠手前で想定外の工事中迂回もあり、日没時刻を気にかけながらの下りで忙しかった。
子持山は2回目。前回は4年前の高校山岳部OB会の山行、5号橋から屏風岩、獅子岩を経て登った。今回もOB会山行だが、コースは前回と異なり、ぐんま天文台から往復。そして、現役との合同登山、総勢20余名で登った。 現役を先頭に歩き出したが、間もなく差が開き、現役到着から20分間?後、全員山頂に辿り着いたところで記念撮影。その後、現役は更なる道へ、OBは往路を引き返した。
最初の紅葉スポット、伊豆ヶ岳付近は綺麗に色付き、もう一つの紅葉スポット古御岳も彩りが始まっていた。今年は暖かめの日が多かったが、紅葉の進みは順調なようだ。 子ノ権現からは吉田山経由で休暇村へと下った。前回歩いた時は杉林の山深い道だったが、小床峠では林道を横断、御岳神社分岐を過ぎ数分間で再び林道、その道を辿ると休暇村。周囲の間伐が進んだこともあり、雰囲気が大きく変わっていた。
天気予報どおりの晴天、富士の姿をたっぷり楽しんできた。また、南アルプスの稜線も白く輝き綺麗だった。 三ツ峠駅からの道は標高差1200m弱。最初の1時間余りは車道歩きだが、山道に入ると急坂も多く登りごたえのある道だった。一方、河口湖駅へと下る道は、距離が長い上に標高差は900m余り、歩きやすい道だった。
二日間共に晴れて視界良好。雪をまとった富士や南アルプスは勿論、高層ビルの先には東京湾そして房総半島、これまでにない遠望を楽しんできた。ただし、雪は日陰に薄っすら張り付いているのみ、霧氷もなし。一寸拍子抜けだった。 帰路は石尾根を鷹ノ巣山まで進んだ後、「水根沢林道」コースを水根バス停へと下った。この林道、沢沿いに細い歩道が続き、車道は最後の数百メートルのみ。深い谷に小さな滝が続き見応えがあったが、高度感があり、気の抜けない林道歩きだった。
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