もくじ
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気温は高め、風もなく穏やか、境内は初詣の人達で賑わっていた。 これまで境内で売られていた「合格リンゴ」、今年は無かった。
大持山付近の山肌は白くなっていたが、伊豆ヶ岳は山頂付近にごく僅か、雪線は標高千m付近のようだ。 子ノ権現から時々聞こえる鐘の音、今日は鐘楼に登り撞いてみた。鐘楼堂は本堂の裏の高台、重みのある鐘の音が四方に響き渡っていた。
厳しい寒さも一服、晴れて穏やかな一日、富士やスカイツリーの姿を望む事が出来た。また、物見山への道端にはロウバイの花、冬の陽に輝き鮮やかだった。 下山途中、重機での木材搬出作業を眼にした。昔々はワイヤケーブルや木のソリだったが・・・。
関東平野での積雪から中1日、伊豆ヶ岳の雪景色を見に行ってきた。 平地の雪はだいぶ消えたが、山の中はずっと雪の道。寒期が居座り山頂付近ではー6℃、粉雪の道を楽しんできた。凍結は殆どなく、比較的歩き易かったが、所要時間はかなり長く、やはり雪道は時間がかかるようだ。
桁外れの大雪から4日。未だに電車不通や集落孤立のニュースが続いているが、そうした心配の無い高尾山に行ってきた。 登山口からずっと雪の道だったが、踏み跡は確り、凍結も無く歩き易かった。山頂も一面の雪、いつもと違う白い世界を楽しんできた。 雪の山道、殆どの人はチェーンから12本爪アイゼンまで、各種滑り止めを付けていた。でも、さすが高尾山。通学スタイルの高校生?もいた。
大雪で運休していた西武秩父線も、「特別ダイヤ」ながら復旧、大雪の混乱も落着いてきたようなので、控えていた奥武蔵の山歩きに行ってきた。 山道に入ると直ぐに雪の道になった。でも、踏み跡はクッキリ、凍結もなく順調だった。しかし、暫くすると雪が緩んで踏み込む事が多くなりペースダウン、山頂まで3時間以上かかってしまった。 下りは更にグズグズでつぼ足続き、スノーシューを持参すべきだったが、大雪から既に10日余り、こんな状態は想像できなかった。 帰路、芦ヶ久保駅で2番線の飯能方面を見たら、数m先で線路が雪の中に消えているのに気付いた。何故「特別ダイヤ」なのか理解できた。
今年も冬の上高地に行ってきた。昨年は中の湯温泉で前泊し明神までの往復だったが、今年は徳澤園冬季小屋まで進み一泊してきた。 初日は小雪が舞ったり薄日が差したり、不安定な天気だったがやがて回復、陽が落ちた後、夜の峰々を見に河原に出た。星空を背景に月光をうけ仄かに浮かび上がる岩峰、この季節ならではの幻想的な光景だった。 翌朝は冷込み、小屋前の温度計は−18℃、綺麗に晴れた。帰路、まずは雪原と化した梓川の河原を、明神/穂高/大天井/常念/・・・、白く輝く峰々を楽しみながら、明神橋まで下った。大部分氷に覆われた明神池に立寄った後は治山道路、途中には蒼氷の滝、初めて眼にする珍しい姿だった。河童橋からは田代池、大正池と続く遊歩道を経て釜トンネルに向かった。
前回、つぼ足続きの丸山から3週間、雪解け具合を見に行ってきた。すっかり雪の消えた沿線景色は、正丸トンネルを越えると一変、北側斜面はまだ白かった。 車道の雪は消えていたが、山道に入ると陽当たりの良い所以外は雪の道、予想以上に沢山の雪が残っていた。しかし、積雪量は減り、踏み込むこんでも足首程度、歩くのに大きな支障は無かった。
湯ノ丸山の北、鹿沢温泉の程近く位置する角間山に行ってきた。雪山賛歌碑脇の登山口から山頂まで、ずっと雪の道。でも適度にしまり、持参したスノシューは使わずじまいだった。 角間峠を越えた辺りから、登るにつれ視界が広がり、近くの浅間山や四阿山はもちろん、西には北アルプスの白い峰々が連なり見事な眺めだった。 暖かで雲一つない穏やかな天気。山頂でゆったりとした昼食を取った後、登山口へと戻った。念のためアイゼンを付けたが、下るにつれ雪は緩み、最後の方は、時々踏み込みながら歩いた。
昨年に続き、今年も「小串カタクリの里」に行ってきた。 花の数は昨年より遥かに多く、柵の中一面、殆ど途切れることなく広がっていた。また、花の色も鮮やか、開花後間も無いものが多いように感じられた。ピンクの花の広がる中に二輪、シロバナもあった。
金沢の街中で3泊、ホテル到着後は全て自由時間、ゆったりとした旅に行ってきた。 まずは兼六園、大きな松と根元に広がる苔、長い歴史が感じられる眺めだった。更には武家屋敷跡や茶屋街等の観光スポット、何れも綺麗な街並みと判り易い案内、気持ち良い旅が出来た。 また、滞在中に桜の満開宣言があり、何処に行っても見頃で、華やかだった。 往路は途中で雪が降る等、不安定な天気。でも、帰路は回復し視界も良好、車窓には剱・立山/後立山/北信五岳/越後三山等、白い峰々が次々に現れ楽しめた。
まだ早いとは思いつつ、カタクリの花を期待し武川岳に登った。麓ではモモ、サクラ、レンギョウ、ユキヤナギ等々の花が咲き揃っていたが、山頂付近の地面は枯れ葉に覆われ、冬の装いがとけていなかった。 まだ早かったと思いながら下って行くと、山伏峠付近で一輪だけ、ピンクの花を見ることが出来た。 二子山への登りでは残雪と倒木が道を塞いでおり迂回した。2月の大雪、まだ暫く残りそうだ。
最寄駅から2駅、ちょっと遠いがロープクライミングができるジムに行ってみた。クライミングウオールは高さ10m、ビレイ必須だが、オートビレイ機があり一人でも楽しめる。このジムの最低グレート5.5から始め、5.7までは登れたが、5.8は登れなかった。 ボルダリングウオールもあり登ってみた。高さは4m程度だが、ロープは付けない為、こちらの方が怖く感じられた。岩稜歩きでの身のこなしや、上半身強化に役立ちそうだ。 高校山岳部の慰霊登山に行ってきた。現場は樹々に覆われた急斜面の先、横に長く続く高さ数メートの岩。慰霊のレリーフに手を合わせてきた。 嘗ての道は自然に還り、訪れる人も稀な地。山肌を覆う落ち葉と静かに佇む岩、そして所々にピンクの躑躅。静寂の世界に慎ましやかな彩りが印象的だった。
山道の彼方此方に濃淡のピンクや白い花、そして新緑。彩りを増した山の風景を楽しんできた。快晴の連休初日、名郷からは次々と山頂を目指す人、道を譲りながら下った。
以前から気になっていた二つの破線ルート、前坂〜子ノ権現と子ノ権現〜休暇村とを繋げて歩いてきた。前坂〜子ノ権現間は手作り?の導標や確りした踏跡があったが、休暇村への道に入ると踏跡や導標は一寸心細くなった。更に御岳神社への分岐を過ぎると踏跡は一段と心細くなったが、道間違えもなく休暇村奥武蔵に辿りつくことができた。 要所々々に赤布があり、ルート確認に役立った。ただし、御岳神社への分岐から先は、赤布が彼方此方に散らばり当てにならず、地図を頼りに歩いた。 今回、緯度経度を記入した縮尺1/1万分の地図を持参した。稜線での現在地確認は概ねできたが、山の斜面を進む道では難しく、カメラに搭載されたGPSも活用した。GPSを使うと数mレベルで位置確認可能、登山地図内臓のGPSに比べれば面倒だが、充分実用になることが確認できた。
今年も与野公園のバラを見に行ってきた。今年も手入れの行き届いた色とりどりの花、何れも見事だったが、特に、プリンセス ドゥ モナコが眼にとまった。 この日は「ばらまつり」の前日、祭りを避けて訪れたが、多くの人で賑わっていた。
財宝伝説に由来する?特異な山名、物語山に登ってきた。 西峰山頂からは、裏妙義〜表妙義の眺めを楽しめたが、大気は霞み遠景はなかった。また、木々の葉が伸び、伝説の舞台メンベ岩も見ることが出来ず、帰路、林道に入ってからやっとその姿を見ることが出来た。 このコース、前半は荒れた林道、後半は足元に板状の石が散らばり、所々にトラロープが張られた急傾斜、標高差の割にかなり疲れた。
2月の大雪では深い雪に埋まったというゴルジュ、流石に雪は消え流れも復活していた。でも、鎖の支柱は曲がり、東屋は撤去され大雪の痕跡は残っていた。 道端の彼方此方にはコアジサイ、更に夏を知らせるウツギ、白い花が目立った。
何度か訪れたことのある尾瀬。最後に歩いてから30数年、懐かしい風景を味わってきた。終始小雨、生憎の天気だったが、水芭蕉は見頃、リュウキンカやショウジョウバカマも咲き揃い楽しめた。 尾瀬の前日と当日は塩原温泉泊り、温泉や散歩を楽しんだ。今回は宿の近辺を歩いたが、幾つもの遊歩道やハイキングコースが整備されており、それを目的にしても楽しめそうだ。
宮内庁が管理する京都の施設、参観できるのは京都御所、仙洞御所、桂離宮、修学院離宮の4ヶ所。前回訪れた京都御所を除く3ヶ所を参観してきた。其れ其れ趣は異なるが、多くの人の想いがこもった庭園や建物。雅の心をたっぷり味わってきた。 石清水八幡宮の男山、宇治川を挟み平等院と向かい合う大吉山にも登ってきた。共に高度差100m程度の確りした道、右足の回復確認をしながら歩いた。歩行に支障はないが、指の付け根に弱い痛み、スッキリしなかった。 また、修理を終えた平等院鳳凰堂も拝観してきた。鮮やかに蘇った外観と、時の流れを表す堂内、一寸アンバランスと感じた。
5月の階段踏外しからスッキリしない右足指。暫く山歩きを休んでいたが、もう大丈夫と判断し、歩きなれたコースに出かけた。 最初の30分間程は絶好調だったが、その後は時たま弱い痛み。ただし以前のような鋭い痛みは無かった。 この縦走路の最後は足腰守護の子ノ権現、「足腰強健ローソク」に火をともし、更なる回復を願ってきた。
国道411号線を西へと辿り、大菩薩の麓の宿で一泊。翌日は、中央線の車窓から良く見える「勝沼ぶどうの丘」と、武田終焉の地「景徳院」訪ねてきた。 コース全般、山歩きの行き帰りに通ったことの有る処が多かったが、今回は山歩きは無し。違った眼で楽しんできた。
一昨年、本館の外観のみを参観してきた迎賓館。今回は事前に申込み、本館内と主庭を参観してきた。庭に大きな噴水池を配し西洋の宮殿のような本館、中に入れば、天井からは大きなシャンデリア/白い壁には金箔張りレリーフ/床や柱には大理石、部屋毎に設えは異なるが、何れも絢爛豪華な造りだった。 庭園の黒松/「朝日の間」の西陣金華山織/「花鳥の間」の七宝焼等、日本の匠の技も活かされていたようだが、全体としては、「ここは日本?」と思える造り、この建物が造られた明治末の、西欧に肩を並べようと言う意気込みが感じられた。
浅間温泉の「北アルプスの雄大な眺望」がセールスポイントの宿に一泊してきた。でも、2日間共、北アルプスの稜線には雲が掛かり、期待した景色は眼にできなかった。 2日目は松本城に行ってきた。平日ながら結構な賑わい、天主の急な階段は渋滞気味だった。 なお、往復は宿の送迎バスで白樺湖経由。登るにつれ木々は色付きを増し、見頃も近そう。今年最初の紅葉を車窓から楽しんできた。
台風一過の青空、山道脇の沢は増水、小さな滝もいつもと違う姿だった。8月初めの足指骨折以来休止していた山歩きの再開、子ノ権現の鐘楼で、いろいろの願いを籠め鐘を撞いてきた。 骨折の影響は特に無かったが、5月の階段踏外しで痛めた指の付根部分が未だスッキリしなかった。 ところで、子ノ権現の二本杉の横に大きなクレーン車が2台、二本杉の手入れ?伐採?
秋も深まり近寄り難さを増す北アルプス。でも、稜線直下まで樹林帯が続く蝶ヶ岳ならと判断、山頂の小屋で一泊、前後は麓で幕営という余裕ある日程で登ってきた。 蝶ヶ岳は4回目だが秋は初めて、之までと異なる姿を眼にすることができた。また、上高地〜横尾は紅葉が見頃。特に、黄金色に染まった落葉松が綺麗だった。 行動中は概ね好天に恵まれたが、稜線は強風が続き、夜は雪も吹きつける厳しい天候。麓での幕営も深夜の冷え込みが厳しく、晩秋の魅力と厳しさをじっくり体験してきた。
青空の土曜日、登山口駐車場の空きは数台のみ、山の中は多くの人で賑やかだった。金刀比毘羅神社の鳥居の前に眺望説明板が新設されていたが、やや霞み気味、説明板に書かれたスカイツリーは見えなかった。 また、帰路立ち寄った五常の滝、水量が豊富で堂々とした姿だった。
万葉集にも詠まれたという歴史ある温泉、湯河原に行ってきた。町内を散策すると彼方此方で蒸気が立ち上り、神社の手水にも温泉。湧出量は豊富なようだ。 2日目は隣の真鶴に足を延ばし、まず三ツ石海岸付近を散策。駅に戻った後、岩海岸まで行ってきた。天候にも恵まれ、海の眺めを充分に楽しんできた。
朝から快晴、富士の姿を期待し出掛けた。電車の窓からは富士の姿、でも山頂に着いて眺めてみたら富士の方向には雲、期待した姿を望む事は出来なかった。紅葉にはまだ早い平日にも係わらず大変な賑わい。ケーブルカーの前には行列が出来ていた。
今年3月、雪に覆われた山頂から北アルプス等の眺望を楽しんだ角間山。前回とは違った季節、違った眺めを期待し再び登ってきた。 前回は白一色だった山肌は黄や茶に変り、前回とは異なる晩秋の姿を眼にすることが出来た。しかし終始雨、山々の眺望は近辺のみで、前回のような遠望は得られなかった。
ここ数年、紅葉を期待し此の時期に訪れている、伊豆ヶ岳〜子の権現への道を今年も歩いてきた。最初の紅葉スポット、伊豆ヶ岳から山伏峠への分岐付近では、色付きが始まっていたがまだ緑の葉も多かった。もう一つの紅葉スポット、古御岳では色付いた葉は一部のみ。「今年は早め」という声もあるが、この辺りはそうでもなさそうだ。 ところで、前回クレーン車が横付けされていた子ノ権現の二本杉。先端近く新しい切り口あり、部分的な伐採だったようだ。この後、久しぶりに吾野駅に下った。途中、東郷公園には「もみじまつり」の横断幕が掲げられていた。
恒例の紅葉見物に行ってきた。3連休の中日、境内は多くの人で賑わっていた。でも、綺麗に色付いた木はほんの一部、見頃はまだ先のようだ。
奥武蔵の3つの寺社、御嶽神社(東郷公園)、子ノ権現、竹寺を結ぶ山道を歩いてきた。 「東郷公園もみじまつり」の最終日ながら、まだ見頃、足元の落ち葉も鮮やかだった。また、竹寺は紅や黄の葉に加え、竹の緑、冬桜の薄桃、彩り豊かだった。更に、寺社を結ぶ山道の彼方此方、薄暗い杉林の中に黄葉が輝き綺麗だった。
天気予報では本格的な冬型、富士の眺めを期待し箱根に出かけた。明星ヶ岳大文字からの富士は期待通り、雪を纏い綺麗だった。しかし予想に反し急速に雲が増え、明神ヶ岳に着いた時には、すっかり雲に包まれてしまった。 山道の彼方此方に霜柱、解けて泥濘になっている所もあったが、明神ヶ岳山頂では解けずに山頂を覆っていた。帰路は道了尊へ下ったが、途中でチラチラ雪も舞い、寒い一日だった。
美しい自然と温泉の街、伊東に行ってきた。湧出量は全国有数とのこと、彼方此方に足湯や手湯が設けられていた。また、木造3階建の『東海館』、昭和初期の建築様式との事で味わいがあった。 大室山を訪れた日は快晴。富士と南アルプスの峰々は雪を纏い稜線がくっきり、反対側に眼をやれば大島、利島、新島等の島々、更に遠くには房総半島。大満足の眺望だった。
(縦走登山等での安全確保の際に利用する)ロープワークの講習会に参加してきた。ロープ/カラビナ/スリング等の説明の後、ロープの結び方の実習、最後にロープを使っての安全確保実習があった。 事前に基本的な結び方を多少練習しものの、殆ど上手くいかず手間取った。でも、高校の時に覚えた「もやい結び」だけは勝手に手が動いた。 スリングでの簡易ハーネスを体験する等、それなりの成果を得られた。ただし、危険の高い縦走路で、ロープによる安全確保の実施は、かなりの技術を持った人に同行して貰わないと難しいと感じた。 生藤山は2度目、前回は雨で視界も無かったが今回は晴れ、山頂からは富士の姿が楽しめた。コース中の数ヶ所に社、そのせいか山道は確り、歩き易かった。 帰路、途中でバスを降り「瀬音の湯」に立寄った。露天風呂の前は一面の緑、人造物は眼に入らず開放感があった。また、ぬるっとした湯も印象的だった。 今回、事前に地図を読込ませたタブレットを持参した。何時でも現在位置が一目瞭然、威力抜群だった。
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