もくじ
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今年の初歩きは手軽な高尾山にした。 高尾山はいつも多くの人で賑わっており、この日も同様だった。しかし、雪に覆われた姿を見るのは初めてで、山奥に来たような、いつもと違った印象があった。 帰りは6号路( びわ滝コース )を下った。雪が踏み固められており軽アイゼンを使用したが、多くの人はアイゼン無しで、滑って大変なようだった。
この日の伊豆ヶ岳は、地面は雪に覆われ冬景色だった あまり積もると歩きにくいが、この程度だと支障はなく、かえって楽しめる。既に、何度か歩いたことのある道だが、これまでと異なる景色と感触を楽しめた。
標高はわずか345mで、人里も近く、登山の対象としては少し物足りない。しかし、関東平野の端にあるため、山頂からの眺望は抜群で、関東平野と青空が素晴らしかった。
北向地蔵からの下山路は、西武秩父線方面と鎌北湖方面とがある。これまで歩いたことのない鎌北湖への道を辿った。 鎌北湖は今回が初めて。湖畔に宿もあるため、かなり大きな湖と思っていたが、予想よりはるかに小さな湖だった。 この後、毛呂駅に向かったが、鎌北湖からは公共交通の便がない。交通量の多い車道歩きが長く続き、車に気をつけながら歩いた。
雪に覆われた山頂を想像して出かけたが、予想に反し枯草に覆われていた。 帰りは四方津駅まで歩いた。行程の大半が舗装道路で長い道程だった。
芦ヶ久保駅から丸山へは、前回歩いた果樹公園村経由の道が一般的だが、今回は赤沢からの道を歩いてみた。 駅から30分間程の国道歩きが難点だが、その後は沢沿いの場所もあり、果樹公園村経由の道に比べて変化があり、雰囲気も良かった。 この日は雪景色で、雰囲気は一段と良かった。
倉岳山と高畑山は富士山好展望の山であり、山頂には写真が設置されていたが、雲が多く写真のような展望は無かった。 山頂は地面が出ていたが、途中は凍結箇所もあり早春の山歩きを楽しめた。しかし、高畑山では足元にゴルフ場が見え放送も聞こえ、やや興醒めだった。
桜は殆ど散ってしまったが、ミツバツツジが満開だった。道端には、ヤマブキやニリンソウも咲き、華やかな季節になった。
毛無山で雄大な富士を充分に眺めた後、十二ヶ岳に向かった。 十二ヶ岳は名のとおり12の峰がある。最初のうちは道端の小さな岩に「一ヶ岳」「ニヶ岳」と表示されており、一つの峰とするのは無理があると思ったが、途中からはロープや鎖が続き、更には吊橋も現れ緊張しながら進み十二ヶ岳に到着した。 この後、鬼ヶ岳を経て根場に向かったが、十二ヶ岳の登りで体力を使い果たして足取りも定まらなかった。山道もあと数分間で終わろうという場所で、道端の斜面に仰向けに転倒、更に横に転がり膝を石に強打してしまった。 骨折はしなかったが、全治まで約1ヵ月半、完治するまで山歩きを休んだ。
鎌倉の寺を歩いてきた。浄妙寺は菖蒲や紫陽花他の花々が、報国寺は竹林が綺麗だった。 浄妙寺の茶室は庭園の風景と相まってたいへん寛げる空間だった。 十二ヶ岳での打撲の痛みは無くなった。山を歩くと痛みが戻る?と心配も多少あったが、全く問題なかった。 このコースは比較的距離があり、其れなりに登り上りも多い。膝の打撲は完治したようだ。
先週と同じコースを再び歩いた。アジサイ、ヤマブキショウマ、ギンリョウソウ(ユウレイソウ)等、野山の花がたくさん見られた。 特に薄暗い杉林の中に咲く、ヤマブキショウマの白い大きな花は一段と際立っていた。
出発が遅くなり、この時刻でも行ける日和田山に行って来た。カメラを持っていくのも忘れてしまった。
このコースは昨年も歩いたが、前回と逆に芦ヶ久保駅から歩いた。 天狗岩にさしかかった所に、「女坂」と記された道標を見つけた。前回歩いた「男坂」は岩場の道で、下りはたいへんかと思い女坂を下った。たしかに女坂は岩場を巻いているが、急傾斜で滑りやすく難易度的には男坂と同様だと感じた。 名郷に近付き車道を見下ろす場所まで来た時、甲高い鳴声が聞こえ鹿の姿が見えた。写真を撮ろうとしたが、木々の間に消えてしまい間に合わなかった。
子ノ権現から竹寺へと歩いた。この日の目的は、どちらかといえば日帰り湯、竹寺から下山した後、さわらびの湯に向かった。 西吾野駅(8:05発)〜子ノ権現〜竹寺〜小殿(bus)飯能駅
高麗駅から日和田山から高指山に向かい、同じ道を戻ってきた。家を出るのが遅れた時、ちょっと歩いて見たい時に良い手軽なコースだ。
若い時から気になっていた山。昔は交通の便が悪かったが、タクシーを使えば日帰りできることが分かり出掛けた。 最初は林道歩きだが徐々に急になり、木の根や鎖、梯子に頼りながら登った。この日は快晴無風で暑かったが、山頂で昼食をとりながら眺望を充分に楽しんだ。 下りだして間もなく強い疲労を感じた。山頂で充分休憩したのに何故と思いながら更に進むと頭のふらつきも感じるようになり「熱中症では?」と気が付いた。稜線の低い木々の間に上半身だけ突っ込み、生ぬるい水で首筋を冷やしたら、氷でもあてたように気持ちよかった。 この後、10分、20分歩いては休みを繰返し、やっと武尊神社まで辿り着いた。バス停までは遠く、歩くのは無理かと思ったが、車道の下りは体力を使わないらしい。最終バスの時刻を気にしながら歩いたが、其れほどの苦も無くバス停まで着いた。
熊倉山は駅からの標高差が約1,100mある。最初の約1時間は舗装道路だったが、かなりの傾斜があった。登山用の靴は舗装道路には不向き、登山口に着くまでに、かなりパワーを使ってしまった。 山頂付近には岩の露出している所があったが、登りが長かった為か足元がやや危うかった。この山は埼玉県警山岳救助隊ニュースに時々出てくるが、理由がわかったような気がした。
正丸駅から山頂まで往復してきた。伊豆ヶ岳は既に10回以上登っている。比較的手軽なコースだが、何時行っても、それなりの満足感のある良い山だ。
山頂に赤い実をつけた木があった。後で調べたら、マユミの実らしい。 撮影時にフラッシュが動作し背景が暗くなってしまった。
ユガテで休憩していたら、深沢経由東吾野を示す標識があった。新田経由東吾野が一般的だが、標識に沿って下ってみた。 やはり利用者が少ないと見え、整備状況は良くなかった。
今年3月に歩いた、赤沢からのコースを再び歩いた。 同じコースを複数回歩くと、余裕を持って歩くことができる。初回は見えなかったものも見えてきて、初めての道と異なった意味での新たな発見があり、何度も歩いても楽しめる。
荒船山は航空母艦のような特異な山容を持っている。実家付近からも見え、いつか登って見たい山だった。 山頂付近は薄っすらと雪が積もり、木々には霧氷が白く輝いていた。艫岩から山頂へは、ほぼ平らな道が長く続き、麓から眺めた通りだった。 帰りは南牧村へと向かったが、岩壁から滝がパラパラと落ちる威怒牟義(イヌムギ)不動、星尾の集落の背後にそそりたつ立岩など、今までに見た事の無い特異な景色を楽しむことができた。 この日は南牧村の民宿で一泊したが、山里の静寂と夜の闇の中、山の幸を堪能した。
正丸駅から伊豆ヶ岳への道の途中に猿がいた。雨どいの排水パイプを伝って屋根から地面へと、あっという間に移動した。 この辺りにも猿、鹿、猪など、野生動物が結構いるらしい。
地図に従い沢沿いの広い道を進んだが、砂防ダムの横を越えた所で道は狭くなり、更に踏み跡も薄くなってきた。 暫く進むと藪に遮られてしまった。平行する尾根を見上げたら人の姿が見えた。今来た道を戻り、尾根の道を辿って山頂に達した。標高5百m足らずの山だが、なかなか手強かった。
富士山の姿を望むことのできる場所は多々ある。手前の山々に遮られ頭だけ出している所、遮るもの無く望める所など各々違った姿を見せてくれる。 ここは、桂川の谷を通して見える部分と、左右から山々で遮られる部分のバランスが良く、まさに秀麗富士の絶好の展望台だった。
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