もくじ
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今年も初詣は、さいたま市の文殊寺。今年も多くの人で賑わっていた。 帰路はいつも左折している「りそな」前の交差点を直進、従来よりスムーズだった。
安国論寺と妙法寺を参拝後、祇園山ハイキングコースを歩いてきた。登山口の八雲神社から5分程登ると見晴台。眼の前に湘南の海が輝き、その先には伊豆半島、更に右には白い大きな富士が青空に映え綺麗だった。 此処から尾根伝いに約1km、木々の間から民家の見え隠れするコースだが、木の根が張り出す等、足場の悪い所もあり楽しめるコースだった。
今年は、寒くて乾燥した典型的な冬型気候が続き、今日も青空。見晴台から、周りの山々の眺望を楽しんできた。
平地でも数cmの積雪から中一日。雲取は登山口から山頂までずっと雪の道、木々も雪を纏い素晴らしい風景だった。 訪れる人の多いコースとは言え平日、山道の状態が心配だったが、確りしたトレースがあった。また、この冬一番の寒波で雲取山荘の夜明けはー14℃を下回ったが、晴れて風も弱く、行動中の寒さはそれ程気にならなかった。 でも、遅くても15時前と見込んでいた山荘到着は一時間以上超過。雲取は冬でも登り易いという認識が、一寸変わった。
赤谷から山道に入ると間もなく雪が現れ、丸山を経て日向山付近まで、ほぼ雪に覆われたていた。多少あると思っていたが予想以上、大野峠への登りは氷結箇所も多くアイゼンを着け登った。でも、その先は所々陽射しがあり、風も弱く快適な山歩きだった。 丸山の展望台からは、手前には雪を被った奥武蔵の山々、遠くには上越国境の白い峰々を望むことができた。日向山付近からは雪も途切れだし、山の斜面のロウバイは花を着けていたが、まだ咲き始め。今年は春の訪れが遅い?
幾つかの寺社を訪れた後、化粧坂から長谷まで、大仏コースを歩いてきた。最初は舗装道路だが、車は少なく相模湾を見渡せる所もあり快適な道。やがて山道となり木の根の道や丸太の階段、短時間ながらハイキングを楽しんだ。 訪れた寺では福寿草やロウバイ、ミツマタの花を見ることができたが、まだ花の少ない季節、あと一月余り半もすれば賑やかになる。
あじさい館から高山不動尊へは、急登の多い道だった。でも、途中何度か民家の横をすり抜け、所々に社やお墓。山里風景も楽しめた。 冬晴れの見晴台からの展望は良好。雪を纏った日光の山々や、鉛筆を立てたようなスカイツリーも良く見えた。直ぐ近くの大持山や武甲山も白い山肌が目立った。今年は寒さが厳しい。
山頂付近は数cmの雪、所々凍結しておりアイゼンを着け登った。でも、古御岳を過ぎると雪は疎らになり、高畑山を過ぎると殆ど消えた。 天気予報が外れ、一日中曇り空。風も多少あり寒い一日だった。
高尾梅郷の梅を期待し、高尾駅から蛇滝経由で登ったが、花をつけている木はごく一部。開花の遅れは予想以上だった。また、車窓から見えた丹沢や富士の白い姿。山頂に着く頃にはボンヤリと霞んでしまい、一寸ガッカリだった。でも、さすが高尾山、行き交う人は多く平日とは思えない賑わいだった。 小仏城山の山頂には最近作ったと思われる木の像。厳めしい大きな顔が印象に残った。
日和田山から物見山を経てユガテまで歩き、ここから、古道を復活させた飛脚道を辿り東吾野駅に降りた。 駅へは沢沿いの比較的平坦な道もあるが、舗装道路歩きが長い。一方、飛脚道は尾根を辿る山道で登り下りもあるが、途中の橋本山は西側が開け眺望も楽しめた。
前日は季節外れの暴風雨。多摩湖の堰堤からは、予想通り白く輝く富士の姿を望むことができた。このあと「多摩湖自転車道」で湖を一周。桜はまだ蕾、陽が陰ると一寸寒かったが、細かな上り下りが多く予想以上の運動になった。
きれいに晴れたが風は冷たかった。でも、もう春。遠くの山々はやや霞んでいた。また、陣馬山といえば山頂の白い馬。久しぶりに眼にしたが、ひび割れが目立ち一寸とくすんできた? 帰路は落合のバス停へと下り、更に車道を藤野駅まで歩いた。途中、カタクリの群生地があり丁度見頃だった。バスの待ち時間が長いため、しかたなく歩いたが、予想外の花を楽しむことができた。
電車からは富士の姿も見えたが、大倉尾根の登りは雲の中。予報では「午後は晴れ」だったが、昼を過ぎても雲が多く、山頂からは丹沢山やユーシン等、近くの景色が眺められた程度だった。 昔から人の多いコース。この日も混雑していたが、若い人が多く、登りも下りも頻繁に追い越されて忙しかった。この雰囲気に押され速度超過気味、翌日は久しぶりの筋肉痛になってしまった。
山頂のヤマザクラは蕾だったが、アセビは花盛り、ミツバツツジも花を開き始めていた。麓では梅、桜、椿、レンギョウ、山吹等々、多くの花が開いていた。この日、平地では25℃前後まで気温が上がり、華やかな季節になった。
昨年の同時期、さわらびの湯〜蕨山〜名郷と歩き、ピンクのアカヤシオやミツバツツジ、白いアセビの花を楽しんだ。今回も、花を期待しながら逆に歩いてみた。 名郷から針葉樹林の中を急登、尾根に出て暫く進むとピンクや白い花。でも昨年に比べると少なく、特にミツバツツジとアセビの花は一部の株だけ。見頃を過ぎ一寸慎ましやかだったが、「花と若葉」、山の春を楽しんできた。
竹寺には之まで数回訪れたが、いずれも片隅を通過したのみ。今回は境内を一回りしてきた。ここは東日本唯一、明治以前の神仏混淆の姿を伝えるところだそうで、境内には鳥居や鐘楼、お寺と神社が同居していた。 山頂付近は冷たい風が強く少し寒かったが、道端にはシャガやウツギの花、山肌には瑞々しい若葉が青空に映え初夏の姿になっていた。
高崎自然歩道は、市街地西部丘陵を辿る約22kmの道。その約半分、達磨寺から洞窟観音付近まで歩き、鼻高展望花の丘にも寄り道してきた。展望スポットからは浅間、妙義、榛名、赤城の眺め、その間には八ヶ岳や白根、谷川等も輝いていた。 自然歩道とはいえ舗装道路の方が多いが、交通量は少なくのんびりと散策を楽しんだ。一方、所々現れる山道は結構本格的。草に覆われているような所もあり、歩く人は少ないようだ。
淡い若葉に覆われていた山々を眼にしたのは半月程前。でも、この日の山々は緑を増し、道端には卯の花。山の景色は、華やかな春から、木々茂る夏に変わっていた。 この道は数度の車道歩きが難点。でも途中には岩の露出や急な階段、交互に現れる針葉樹と広葉樹、そして最後は沢沿いの下り。変化ある長い山道を楽しんできた。
浅間山の東方、烏川の源流部に広がる「角落山塊」。その中心で、特異な山容の角落山と、隣の剣の峰に登ってきた。期待した浅間山の姿は霞んでいたが、昨年末に登った浅間隠山のスッキリした姿が印象的だった。 所々に道標やペンキマーク、岩場には鎖やロープも設置されていたが、それでもかなり厳しい道。特に剣の峰への道は、岩の露出した急傾斜が数ヶ所、ロープや木の根等にしがみつきながらよじ登った。下りは足場の見つけ難い所もあり更に大変。久しぶりに緊張感たっぷりの山登りを味わった。
咲き乱れる花に感激しながら、松手山から平標山への道を歩いたのは3年前。今回も同じコースを登ったが、前回より10日程早かったせいか、花の数も種類も少なめだった。でも、前回は花期を過ぎていたシラネアオイやシャクナゲ等を眼にすることができた。特にシャクナゲは見頃、数も多く大変綺麗だった。 前回断念した仙ノ倉山にも行ってきた。平標山まで青空だったが、頂を超えると今回も濃い霧。眺望は無かったが、花の咲き乱れる草原の道、足元の高山植物を楽しみながら往復してきた。 このコース、松手山までの急登は記憶どおりだったが、その先は想定外。泥濘んだ道と、付きまとうブヨ?の群れに閉口した。
ニ子山、武川岳、伊豆ヶ岳を結ぶ長い尾根。夫々には何度か登ったが、この尾根を一日で辿るのは初めて。低山とはいえ幾つもピークのある縦走路、特に山伏峠から伊豆ヶ岳へは大きく下った後の登り返し。実際の距離より遥かに遠く感じた。 台風4号通過後の為、道脇の沢は水量が多く迫力のある流れだった。また、所々には倒木や折れた枝、跨いだり退けたりしながら歩いてきた。
鋸尾根は急登、まず愛宕神社への急階段を上り、更に所々梯子や鎖のつけられた道を登った。道は殆ど樹林帯の中。眺望はあまり良くなかったが、長雨の季節、道の彼方此方のコアジサイが綺麗だった。 帰路は日の出山経由を考えていたが、多くの人々が行交う神社周辺を歩いている内に意気消沈、ケーブルで下山した。
今回の旅のメインは、大覚寺での「平家ホタル放生」。僧侶の案内で拝観、法話の後にホタル放生を行った。 放たれたホタルは伸びやかに飛回ると想像していたが、なかなか飛び上らず、そのまま地面に落ちるものも。放生前、袋に入れられバテ気味だった? 大覚寺の前に訪れた智積院では、山の斜面を巧みにとり入れた庭園と、墨の濃淡だけで四季を巧みに画いた講堂襖絵に感激した。 翌日は比叡山を間近に臨む八瀬の里を回った。蓮華寺の庭園は、小さいながら山裾の自然を無理なく取り入れ、趣ある姿で素晴らしかった。瑠璃光院も訪れたが、公開は春秋の限定期間のみとのこと。今回は門前からのみ眺めてきた。
道端には葉を白く染めたハンゲショウ(半夏生)、涼風が吹き抜ける処もあったが、猛暑がトップニュースになった一日。低山歩きにはたいへんな季節になり、歩行時間は之までに比べ、だいぶ長めだった。 数年前まで、この時期の奥武蔵は好事家の世界で電車はガラガラだった。でも、暑さの中でも歩く人が増え、電車も山の中もそれなりに賑わっていた。
上毛かるたに「日本で最初の富岡製糸」と読まれた富岡製糸場。子供のころから名は知っていたが、初めて訪れ、レンガ造りの倉庫や繰糸場を見学すると共に歴史的意義も認識できた。設立は明治5年。時代が替ってわずか数年、近代化にかける意気込みは凄まじかったようだ。 訪れたこの日、「富岡製糸場と絹産業遺産群」をユネスコへ推薦することを政府として正式決定。2014年の登録を目指すそうだ。
子ノ権現から下り、西吾野駅に向かう沢沿いの道端にはシュウカイドウ(秋海棠)が沢山咲いていた。残暑はまだ厳しいが、山の中は時々心地よい風が吹き抜け、秋の気配が見えてきた。 今日は七時過ぎに歩きはじめた。そのせいか登山口に向かう舗装道路で沢蟹と蛇、珍しい生き物に出会った。でも、山の中は真夏の閑散期。いつも多くの人で賑わう山道もヒッソリ、出会ったのはすれ違った一人だけだった。
厳しかった残暑もやっと一段落、遅れていた曼珠沙華の花も開きだした。山頂では赤とんぼが舞い、道端にはコスモス、萩、ススキ、・・・秋の風景を楽しんできた。
険しい八つの峰をもち、古くから修験道の場として名高い八海山。ロープウェー山頂駅から、岩峰の連なる八ッ峰コースを辿り大日岳まで登り、帰路は八ッ峰迂回コースを経て下山を目指した。 女人堂(6合目)迄は青空も見えたが、やがて霧に覆われ、千本檜小屋(9合目)に着く頃には雨。小屋で暫く休憩するうちに雨は止んだが、八ッ峰コースは峻嶮な難路で、濡れた岩場は更に危険。往復共に難度の低い迂回コースに変更し大日岳登頂を試みた。 途中、青空も現れ、色付き始めた木々と岩峰の眺めを楽しみながら、大日岳の取付きまで達した。しかし、眼の前には高度差のある長い鎖、迂回路は崩壊しており、ここで登頂は諦めて下山した。 千本檜小屋の案内図には、「初心者は迂回コースをお通り下さい」とあったが、鎖や梯子が続いて高度感もあり、初心者向きとは言えない道だった。
駒寄スマートICから約3km、町営の入浴施設。入浴料金は300円(2時間)だが、地下1300mから毎分357リットル湧き出る温泉で、露天風呂やサウナも設けられており格安。 施設は利根川に面しており、開放的な気分が味わえる。また、風力発電所が隣接しており、直径30mの風車を間近で見上げることができた。
遅れていた巾着田の曼珠沙華、山から見下ろしたら綺麗かと思い、日和田山の金刀比羅神社から眺めてみた。 近くで見ると一面に広がる赤い花も、遠くから見ると巾着田の縁の一部を染めるだけ。想像とはだいぶ違っていた。
山頂にはススキの穂が広がり、その上には赤とんぼの群れ。暑くも寒くもない秋の一日、快適な山歩きを楽しんできた。 権次入峠の先から山頂への長い階段は、植生回復のため取外され、通行止め。迂回路が作られていた。
天気予報どおり雲一つない青空。稜線は風が強く寒かったが、眺望は抜群。冠雪した富士や南アルプスの姿を楽しんだ。 また、少し早いと思いつつ期待した紅葉も予想通り。まだ緑の樹々が多かったが、所々、綺麗に色づいた葉もあり、楽しんできた。特に、丸川峠は一面のススキにマユミと紅葉、秋の彩りが素晴らしかった。
紅葉の時期、毎年のようにニュースに登場する八丁出島。湖畔から、そして近くの山からの眺めを期待し出かけた。 いろは坂の紅葉は正に見頃、車窓からの眺めは素晴らしかったが、湖畔に着く頃から雲が増え紅や黄の輝きは少しくすんでしまった。でも、視界は良好、社山からは男体山、白根山、皇海山等の眺望を満喫した。更に、帰路は下るにつれ雲が晴れ、往路と同じ道とは思えない程の紅や黄の輝き。秋の彩りを楽しみながら戻ってきた。 ところでバス停に戻ると長蛇の列。三台のバスを見送りつつ、待つこと一時間余り、ようやく駅に向かうバスに乗ることができた。紅葉の時期、日光は混むとは聞いていたが、平日でもここまでとは認識していなかった。
迎賓館参観をしてきた。今回とは別に抽選のうえ館内を公開しているそうだが、この日は抽選なしで前庭のみの公開。建物に立ち入ることはできず、外観見学をしてきた。 当初、東宮御所として建設された西洋建築物とのことで、豪華で堂々とした造り。交通も至便だが、昨年の賓客は10組程度との事。
伊豆ヶ岳山頂の先、山伏峠への分岐付近では紅や黄の彩りが始まっていたが、まだ緑の葉も多かった。もう一ヶ所の紅葉スポット、古御岳は更に緑が目立ち、見頃までには少し間がありそうだ。 山の中で出会ったのは数人のみだったが、子ノ権現には多数の人。西武鉄道主催のハイキング、参加者は約千名とのことで賑やかだった。
大阪の街を旅するのは初めて。まずは大阪城、広い敷地に立派な堀と堂々とした石垣、色付き始めた多数の木々。想像よりはるかに整然とし綺麗だった。次は新世界、串揚げと立飲みの店が軒を連ね、予想を超える独特の雰囲気だった。最後は道頓堀、巨大看板の下、多数の人が行交い、居るだけで疲れる街だった。 翌日は京都。瑠璃光院のある八瀬は元来風光明媚な地、庭園の木々や苔、流れにも自然の輝きが感じられた。泉涌院は、広い寺域に多くの塔頭。それらの内、御座所庭園と来迎院の紅葉を楽しんできた。両寺共、比較的混雑しない寺と思っていたが、平日にも係わらず多数の参拝者。この時期の京都に静寂は無いようだ。
数年前から恒例の平林寺の紅葉見物。山門付近は綺麗に色付いていた。しかし、先に進むと色付いている木は一部のみ。見頃はまだ一週間以上先になりそうだ。
冷たい風が続いた青空の一日、遠くの山々もクッキリした姿だった。何時も鉛筆を立てたように見えたスカイツリー、今日は展望台も確認でき、それと判る形だった。 帰路、宮沢湖温泉で汗を流した。露天風呂からは眼下に宮沢湖、正面に奥武蔵の山々、解放感を味わえた。料金は少し高めだが、平日にも関わらずかなり賑やかだった。
高尾山の南、高尾駅付近から大垂水峠に伸びる南高尾山稜を歩いてきた。 「山稜」は駅から数分、住宅街の脇の急登から始まった。間近に家並みや墓地が見える所もあったが、木々の中に細かなアップダウンが続き、それなりに楽しめる山道だった。この冬一番の寒気襲来との事だったが、晴れて風が無かったせいか、歩いていると暑かった。 この道は大垂水峠を経て高尾山に繋がっているが、出発が遅く草戸山に着いたのは昼過ぎ。先に進むには厳しい季節、三沢峠を経て高尾山口駅に下山した。途中には新たに開業した高尾山IC。山間に幾つもの道が重なりあっていた。
西武秩父線の北、丸山から日和田山まで、約20km続く長い尾根。この尾根の西半分、丸山から関八州見晴台までを歩いてきた。 この冬は寒さの訪れが早く冷え込みが厳しかったが、ここ数日は寒気も緩み穏やか。昨日は山の上も雨だったようで、山道に雪はなかった。
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