もくじ
|
今年も、さいたま市の文殊寺に初詣に行き、厄除けもお願いしてきた。 昨年は駐車場の梅の花が開いていたが、今年は未だ蕾のまま、昨年の正月は異様に暖かったようだ。
子ノ権現はいつも素通りだが、今回は今年の初歩き、健康を祈願した後、伊豆ヶ岳まで歩いた。 紅葉の時期は、見頃を気にしつつ感激したりガッカリしたりだった。しかし、山は冬枯れ、雪もほんのチョッピリで心静かに歩いてきた。
先日、平地にみぞれ混じりの雨が降った後、通勤電車から眺める山々が白く見えるようになった。雪の山道を求めて鍋割山に行ってきた。 大倉尾根の登りは背中に陽を受け暖かかったが、花立付近からは雪の道になった。更に、金冷シを過ぎると山肌も雪化粧、鍋割山まで雪道歩きを充分に楽しんだ。 歩き始めは綺麗に晴れていたが、次第に雲が増え鍋割山に着く頃には陽はすっかり陰り、気温は−2℃。湯を沸かしたが中々沸騰せず大変だった。
蝋梅園は宝登山の山頂付近。文字通り蝋で覆ったように、艶ある黄色い花が一面に咲き、青空に映えて綺麗だった。 この後、長瀞アルプスと名付けられた道を野上駅まで歩いた。このコースは樹木に覆われ「アルプス?」という感じだったが、冬枯れの木立ちの中の道は心地良かった。 途中、御嶽山への分岐があり往復してきた。山頂には小さな祠?と思ったが、鳥居の先に燈籠と石碑、予想外に立派な造りだった。
「ろうばいの郷」の蝋梅は1万2千本、どちらを向いても黄色い花が一面に広がり綺麗だった。全体が見渡せる場所があれば、更に見事な眺めだと思うが・・・。 伊香保では、宿で食事の後にロープウェイで展望台に登った。辺りは人影も疎ら、雪を纏った上越国境の山々の眺望を充分に味わった。 バスツアーはあちこち忙しく回るものが多いが、今回は二ヶ所のみ。温泉もゆっくり楽しめた。
雨や雪の寒い日が数日続いた後、天気予報では午前中のみ束の間の晴れ。雪景色を見に通い慣れた伊豆ヶ岳に行ってきた。 期待通り、木々は枝に雪を着け何時もと違う姿、青空に映え綺麗だった。しかし山頂に着く頃には、予報通り雲が増え、やがて直ぐ隣の武川岳も見えなくなってしまった。 この時期、奥武蔵の登山者は少なめだが、同じことを考えた人が多いとみえ賑わっていた。
日和田山に登り、更にユガテを経て顔振峠まで歩いた。 このコース、距離は長いが登り下りは比較的緩やか。ほぼ無風で青空、歩くには快適な気候の下、長距離ハイキングを楽しんできた。
奥多摩湖近く、稜線に白い建物が目立つ大寺山に登り、更に尾根を辿り鹿倉山に登ってきた。 深山橋からの道はいきなり雪の急斜面。初めての山で多少不安があったが、はっきりした踏み後があり、これを辿りながら登った。 しかし鹿倉山の手前で踏み跡の主に追い付いてしまい、最後の30分間余りは踏み跡の無い道を進んだ。深い所では脛辺りまであり歩き難かったが、山頂にも踏み跡はなく今日一番乗りだった。山頂で雪景色の一人占めしを楽しんだ後、丹波への道は諦め、登ってきた道を引き返した。 人影の少ない雪の山を求めて登ったが、人の少なさも雪の量も予想以上だった。また、奥多摩の山々の姿も期待したが、道は木々に覆われ眺望は今一歩だった。
山頂付近の道にはザラメ状の雪が残っていた。前日も降ったようだ。しかし、麓にも山頂にも春を告げる花が開き始め、華やかになってきた。 道の途中の岩に「胸突八丁、一服岩」と表示が付けられていた。ここには、これまで名称を示すものは無かった。「胸突八丁」は一寸大袈裟な気もするが、コース一番の急傾斜、良い名かも知れない。
醍醐の花見で有名な醍醐寺、霊場高野山、桜の名所吉野山を巡る旅に行ってきた。 醍醐寺の桜は見頃を過ぎていたが、白い塀に沿って並ぶ姿は華やかだった。拝観できたのは三宝院のみだったが、寝殿造りの表書院と庭園は優美で素晴らしかった。 この日の宿は高野山の宿坊。高野山は標高約900m、山上の盆地に百を超える寺院と多数の墓が並び、四千もの人が住むという特異な地。時を告げる鐘の音や読経の声も流れ、非日常的な雰囲気と精進料理とを味わった。 吉野山は駐車場から数分歩くと正に「一目千本」、山の斜面が白から淡いピンクにふんわりと包まれていた。更に中千本へと進み、花吹雪の中で花見を楽しんだ後、上千本まで歩いた。 どこまで登っても花と共に紅褐色の若葉、見頃を過ぎたかと思ったが、吉野山の桜は殆どシロヤマザクラ、花と若葉は同時に出るようだ。ソメイヨシノの起源は江戸末期、これが日本古来の花見かもしれない。
数年前から連続参加の外秩父七峰縦走ハイキング大会に行ってきた。今回は昨日の雪の影響で、笠山手前から大霧山の先迄ショートカット、短縮コースで開催された。 コース中心の山道部分がカットされ大半が舗装道路、一寸拍子抜けだったが、「桜の背後に雪の山」この辺りではめったに見られない景色を眺めてきた。またコース途中の山里は、桜、桃、ミツバツツジ等が花盛りだった。 昨年は概ね中間点の白石峠でギブアップ、今年は続きを歩く予定だった。しかし短縮コースの後半部分は概ね舗装道路。これだけでは味気ないので、目標を全コース完歩に変更した。短縮とはいえ長いコースだが、標高差の大きい中心部がカットされたため、ばてることもなく無事完歩し、完歩帽子を受取った。 今年の帽子は第25回記念のオレンジ色。ゴール付近はオレンジ帽子の人で賑やか、短縮コースのため完歩者が多かったようだ。
山頂の桜の花は残り僅かになったが、紅褐色の葉が綺麗だった。代わってピンクのツツジが花盛り、雄しべを数えたら5本、ミツバツツジだ。直ぐ近くにも同色のツツジ、でもこちらは雄しべが10本位、種類が違うようだ。 気温は低めだったが、からりと晴れ快適、小学生から高年者まで多くの人で賑わっていた。
奥武蔵から小さく見える奥日光の山々、近くで眺めようと駅から歩ける鳴虫山に登った。 登山口近くの公園では桜が満開、青空に映えて綺麗だった。しかし登るにつれ雲が増え、山頂付近では霰も降ってきた。直ぐに止み片隅には青空も見えたが、相変わらず雲が多く、目的の眺望は男体山の一部のみ、女峰山は黒い雲に包まれていた。 山々の眺めは期待外れだったが、山道の彼方此方にアカヤシオ、足元にはカタクリが咲いて綺麗だった。
竪穴住居と言えば登呂遺跡が有名だが、近くにもあることを発見し行ってきた。 水子貝塚には竪穴住居が数棟、資料館と展示館も設置されていた。展示館は発掘時の形がそのまま保存されており、大きなスクリーンで解説のビデオも流され判り易かった。 更に、近くに城址公園がある事がわかり行ってみた。ここは古民家ゾーンと城址ゾーンに分かれ、古民家ゾーンには茅葺屋根やかまどがのある家があり懐かしかった。 何れも行列のできるようなことは無く、解説のパネルやビデオをじっくり見てきた。
権現山は中央線沿線の山だが、交通の便が悪く此れまで登ったことがなかった。北側の初戸バス停から登り、帰路は扇山を経て鳥沢駅まで歩いた。 登り始めは檜林の中の道だったが、雨降山を越えた辺りからは、木々の切れ目から眺望も得られるようになった。北には三頭山〜御前山〜大岳山、その後方には飛竜〜雲取〜石尾根、奥多摩や奥秩父の山々がくっきりと見えた。南には富士山が見えたが、ちょっと霞んでいた。 樹木に囲まれた道を想像していたが、若葉が伸びきっていないこともあり、予想以上に展望を楽しめた。また、カラリとした晴天で快適、足元にはチゴユリやイカリソウ等、小さな花が続き楽しめた。
歩き慣れた伊豆ヶ岳への道を山頂間近まで進むと「女坂は道の下の斜面が崩落し・・・」と迂回路を示した表示が出ていた。数年前、道の右下がスプーンで削ったように崩れ、それ以来、地面が剥き出しなっていた。先月歩いた時、崩れが道に向かって延びていると感じたが、更に延びた? また、コースの全般にわたり倒木が多かった。根ごと倒れていたり、途中で折れていたり、強風の仕業らしい。 麓では夏の訪れを告げる卯の花が咲き、山道には藤の花びらが散らばっていた。青紫の花びらは色が濃く綺麗だったが、咲いているのは遥か上、ジックリとは眺め難い場所がほとんどだった。
陽射しは強かったが木陰は爽やか、彼方此方に卯の花が咲き快適な山歩きだった。 帰路は日向山経由で芦ヶ久保に下ったが、途中「花の山道」に寄ってみた。入口には種々の花の名が記された案内板があったが、最も目立ったのは、案内板には無いハルジオン。奥の方にフタリシズカとエンレイソウがひっそりと咲いていた。
焼山〜武川岳間の一部は、並行している林道を歩いた。山道と林道は数ヶ所で繋がっているが、前回歩いた時は山道に戻るタイミングを逸し遠回りになってしまった。今回は早めに山道に戻り武川岳へと向かった。 道脇のあちこちににフタリシズカが咲いていたが、林道脇のものは全体にガッチリしており、花穂四本の株もあった。日当りが良いため?
宿から車で約5分、名栗渓谷の畔には沢山の蛍が光を放っていた。こんな姿を眺めたのは数十年ぶり?、昔は彼方此方で見られたが・・・。 棒ノ嶺からの帰路、宿の前を通ったことはあるが、宿泊は初めて。周囲を緑に覆われた山間の宿だが、木をふんだんに使用した館内と鮎尽くしの食事、山里の静けさと味を堪能した。
先月末で定年退職し何時でも出掛けられるようになった。しかし、連日、雷やゲリラ豪雨続き天候不順。久し振りに朝から晴れたので、山歩きに行ってきた。 歩き出しから暫くは日射しが強かったが、山頂に着くと雨。予報より早く天気が崩れたと思ったが、麓に戻ると晴れており、上の方だけ降っていたようだ。 伊豆ヶ岳は奥武蔵の代表的な山。休日に比べれば人は少ないが、数組の人と出合った。
横尾から蝶ヶ岳への道は、樹林帯の急な登り。歩き始めてから約3時間、視界が開けた。正面には槍・穂高、今年は雪渓が大きいようで、岩と雪、そして青空が素晴らしかった。 今回の山行に備えテントを購入した。稜線まで担ぎ上げる自信は無く、横尾で2泊し二日目に蝶ヶ岳に登ってきた。やはり、この程度が限界か?
遠山記念館に蓮の花を見に行ってきた。蓮の花は早朝が良いそうだが到着は昼過ぎ、しかし時々小雨の降る天気のせいか多くの花が開いており綺麗だった。 前回は休館していた美術館を、今回は見ることができた。日本の美術品を想像していたが、エジプトや中国のものもあり多彩だった。
36年前、友人と共に白馬〜針ノ木の縦走を目指した。しかし鹿島槍で雷に遭い意気消沈、体調も崩して縦走は中止、爺ヶ岳の巻き道を経て柏原新道を下った。今回、歩き残した部分をこの友人と共に歩いてきた。 連日、霧が広がることもあったが天気は概ね良好、剱立山は勿論、槍や白馬も遠望できた。また多くの高山植物が花盛り、岩と雪と高嶺の花、北アルプス縦走の素晴らしさを満喫した。
訪れる人の少ない真夏の平日の低山。途中で出会う人も無く静かだったが、山頂は小学生?のグループが食事中で賑やかだった。 前回から間があいてしまったせいか、猛暑のせいか、短距離のわりには疲れた。
北沢峠のテント場は、バス停から徒歩10分。ここに2泊し、二日目に甲斐駒に登ってきた。 甲斐駒は南アルプスの北端に聳え立つ峰。山頂からは、中央アルプス、北アルプス、八ヶ岳、奥秩父等の山々を望むことができた。今までに登った山の殆どが見えたと思う。また、山頂付近は白い花崗岩に覆われ、青空に映え綺麗だった。
棒ノ嶺の白谷沢コースは、沢登り気分を味わえるゴルジュが有名だが、これを過ぎると丸太の階段が目立つ。数えてみたらゴンジリ峠までは途切れ途切れに約400段、ここから山頂までは連続で約400段、併せて約800段あった。 土が流されハードルのようになっていた部分も多かったが、手直しが進み歩き易くなった。 この日も最高気温が30度を越え真夏日。でも山頂にはススキが広がりトンボが舞い、登山口には彼岸花が一輪、秋の気配が見えた。
数日前までの猛暑から一転、気温が大きく下がり山歩きに快適な気候になった。道の脇には秋の花、特に麓の秋海棠は数十mの群生で華やかだった。 山頂から、最近話題のスカイツリーを探してみた。都心の高層ビル群の左に、更に背の高い其れらしいものが見えたが、展望台塔は識別できず確認できなかった。
秩父の山と峠を結ぶ低山縦走ハイキング大会「ロングウォークちちぶ路」に参加した。コースは長瀞駅から寄居駅まで、最長の「ロングコース(27km)」の他、途中までの短縮コースが3つ設定されている。 始発電車で出発したが、長瀞駅到着は受付開始30分後の午前7時。最低でも樋口駅までの「エンジョイコース(17km)」踏破と考えながら歩きだしたが、歩き易い気候にも助けられ16時前に寄居駅に到着、27kmを完歩した。 人里に近い低山で、途中車道歩きも有ったが、踏み跡の薄い所も多く全体として自然豊かだった。コースのあちこちで曼珠沙華や萩の花を見る事ができた。
天神平までロープウェイで登ると、辺りは黄や紅に色付き、秋の風景を楽しめた。ただし鮮やかな紅色は僅かで、色付きは今一歩だった。 このコースは3度目だが、今回が一番の賑わい。足場の悪い所では渋滞したが、山頂までの所要時間は前回より短かかった。ゆっくり休み休み登った方がスムーズに歩けるのかもしれない。
空は一面の雲に覆われていたが、山々の眺望はあり、雲に浮かぶ赤城や榛名を望むことができた。 本格的な紅葉はまだだが、一部の木の葉は黄色く色付き始めた。
東武鉄道の武蔵おごせハイキング大会に参加した。この大会は7/17/27kmの3コースが設定されていたが、前日の台風の影響で27kmコースは無しになった。 朝から曇り空、中間点の黒山付近からは霧雨も降りだす生憎の天気だったが、多数の参加者と共に17kmのエンジョイコースを歩いてきた。 コースは車道歩きが多かったが、一部を除き交通量は僅かで、山里の風景を楽しみながら歩いてきた。
甲斐大和駅からバスで上日川峠まで入り、ここから大菩薩嶺に登り、裂石まで下った。 青空を背景に富士/南アルプス/八ヶ岳がくっきり、その手前には淡いモヤに覆われた甲府盆地を望むことができた。 上日川峠から上は紅葉の見頃を過ぎていたが、バスの車窓や上日川峠〜裂石の間は見頃で綺麗だった。
低山ながら眺望の山、官ノ倉山/石尊山に行ってきた。しかし、眼の前に広がる関東平野は淡く霞み、眺望は今一歩。黄砂現象の為らしい。 このハイキングは高校山岳部OB会の行事だったが、参加者は5名のみで全てR60、一寸寂しかった。
紅葉を求めて、三峯神社〜霧藻ヶ峰〜太陽寺を歩いてきた。 太陽寺の手前では黄葉、寺付近は紅葉の見頃で綺麗だった。この後、更に下った車道沿いの紅葉も期待していたが、色着きが今一歩の上、道路沿いに針葉樹が多く、やや期待外れだった。 三峯神社を出発後、暫くすると所々に雪が見られるようになり、霧藻ヶ峰付近では薄っすらと地面を覆っていた。予期していなかった雪景色にも巡り合えた。
名古屋城は初めて。天守閣は昭和34年再建とのことで、エレベータ付きの建物だったが、内部には実物大の金鯱模型や城下町の再現等の展示があり楽しめた。また、天守閣の外では茶席や庭園の紅葉が見頃で綺麗だった。 この後に訪れた徳川園は龍仙湖を中心に滝や流れが配置され立派な庭園。紅葉も見頃だったが、庭園を覆う木々の先には高層ビル。都会の宿命だが、一寸興醒めだった。 今回の旅の主目的は明治村。大きな池に面した丘陵に位置しており、由緒ある建物と紅葉の組合せが素晴らしかった。ただし朝から終日の雨、傘をさし見て回ったが、気温も低くて大変だった。
一年前、紅葉の素晴らしさに感激した山道を今年も歩いてきた。 伊豆ヶ岳付近は昨年より色付きが良く鮮やかだが、落葉の進みが早かった?古御岳付近は緑の葉が多く残っており、まだこれから?昨年とは微妙に異なっていたが、昨年と同様に紅葉の山を楽しんできた。 天気予報では曇りのち晴れ、青空の下での紅葉見物を期待したが、結局ほとんど陽は射さなかった。
今年も紅葉を見に平林寺に行ってきた。昨夜から朝まで強い風雨、山門付近の楓は落葉が進み、地面は紅い葉に覆われていた。しかし先に進むと、まだ緑の楓も有り、紅葉の進み方は様々。歴代墓所の有る辺りが見頃で綺麗だった。
今回、拝観料が500円になっていた(従来は300円)。近場の手軽な名所と思っていたが、手軽感が少し下がった。
冬桜を見に桜山に行ってきた。ここには7千本の冬桜が有り丁度見頃との事、ほとんどの木が花をつけていた。 初冬とは思えない暖かな日で、桜見物には良い気候だったが、花はやや疎らで小ぶり、桜見物は、やはり春の方がしっくりする。
久し振りに高尾山に行ってきた。稲荷山展望台からは、都心のビル群の先に大きく飛び出したものが一つ。薄っすら見えるだけで形状は確認できなかったが、スカイツリーに間違いなさそうだ。更に、山頂から富士の姿も期待したが、そのい辺りだけ雲がかかり見えなかった。 帰りは一号路の途中から分岐し、金毘羅台を経て高尾駅まで歩いた。この道には落ち葉が厚く積もり、人通りもなく、初冬の山歩きを味わえた。
中央高速の脇にそそり立つ岩山。以前から気になっていた岩殿山に行ってきた。 大月駅から岩殿山に登った後、兜岩〜稚児落しを歩いてきた。街の直ぐ近くの低山だが、富士の眺めは期待通り。更に鎖場や絶壁等、変化も多く楽しめるコースだった。鎖場は2ヶ所、足場はしっかりしていたが、高度感が有り緊張した。
狭山丘陵の一角に広がる、「さいたま緑の森博物館」に行ってきた。 博物館と言っても展示室は小さな部屋が一つだけ、主な展示物は狭山丘陵の雑木林や湿地などの自然そのもの。「樹名クイズ」の並べられた自然観察路周回コースを1時間程かけて歩き、冬の狭山丘陵の姿を楽しんできた。 今回歩いたのは全体の3分の1程度の範囲。残った場所を歩き、また異なる時期に訪れれば、違った姿を楽しめそうだ。
日和田山から物見山まで歩いた後、宿谷の滝に下った。更に、地名に引かれ富士山と白銀平を歩いてきた。 宿谷の滝は落差は12m、大きな滝では無いが苔むした岩壁に囲まれ、趣きのある姿だった。また近辺には遊歩道、東屋やトイレも整備されており雰囲気が良かった。 富士山は展望を期待しながら登ったが、小さな祠が祭られた山頂は木が多く、眺望は余り良くなかった。一方、白銀平には立派な展望台があり、関東平野を見渡すことができた。白銀平は雪山を連想する名だが、アセビの花に由来した地名だそうだ。 物見山には何度も登ったが、これまでは交通の便の良い西武線側に下っており、宿谷の滝は初めて。滝と山里風景を楽しめたが、八高線の駅までは車道歩きが長く、これが難点だ。
|