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1〜2ヶ月前から仕事が暇になった。家でゴロゴロしているのにも飽きたし、何か運動しなければ思ったが、最近は2階に昇っただけでも息切れがする。若い頃は北アルプスや八ヶ岳を歩き廻っていたとはいえ、果たして歩けるだろうか? こんな不安を抱えつつ、まずは標高差の小さい多峯主山に出かけてみた。天覧山から多峯主山に続く林の中を歩いていると、緑の香りと共に体中にホッとした感じが広がり、山への想いが蘇ってきた。しかし、脈拍は上がり息遣いは荒い。心臓は大丈夫かと不安だったが、やがて山頂に到着し、久しぶりに山歩きの達成感を味わった。 出かける頃はきれいに晴れていたが、何時の間にか雲が増え、帰路のバス停手前で雨が降ってきた。次回からは雨具もきちんと用意しようと思いながら、急いでバス停近くの軒下に駆け込んだ。 山登りと言える様なところではないが、久しぶりに山歩きをした。そして、これを機会に山歩きを再開した。
前回の多峯主山で山への想いが蘇った。しかし、体力への不安は相変わらず。そこで、小学生の遠足コースとして有名な日和田山を選び、更に五条の滝から武蔵横瀬まで歩くことにした。 今回も息遣いは荒かったが、まずは日和田山に辿り着き、更に高指山まで進んだ。でも、体力がもつか? なんとも不安。結局、ここで引返してしまった。
前回、途中で引返したとはいえ、日和田山には登ることができた。そこで、今回も小学生の遠足コースとして有名だが、もう少し標高差のある伊豆ヶ岳を選んだ。 今回も息遣いは荒かったが、なんとか山頂に辿り着くことができた。奥武蔵の低山とは言え、日和田山に比べれば標高も高く、より深い達成感を味わうことができた。 若い頃は、「夏の低山は暑くて歩けない」と避けていた。しかし、コースは殆んど木々に覆われ、陽の照りつける舗装道路に比べかなり涼しく、思ったほどの暑さではないことを発見した。
伊豆ヶ岳〜子ノ権現〜竹寺は有名なハイキングコースで、訪れる人も多い。しかし、一挙に歩く自信は無いので、後半部分のみを歩いた。 西吾野駅から子ノ権現への道は、参道として整備されたらしく、急坂のない歩きやすい道だった。 簡単なデジタルカメラを購入したので持参した。どちらかと言えばwebカメラで、やはり写りは良くない。
玉原にラベンダー園が出来たと聞き、我が家では珍しく車で出かけた。 ここは、冬の間はスキー場だが、広い範囲にわたってラベンダーが植えられ、時期的にも見頃で綺麗だった。
前回の伊豆ヶ岳は往復登山だったが、もう少し先まで歩いてみようと出かけた。 山頂から子ノ権現方面へ道標どおり進んだら行止まり。もう一度、山頂に戻ってみると、子ノ権現方面への道が見つかった。(道標の方向がずれていた) 山頂から暫く急な坂を下ると、西吾野駅への分岐に到着した。せめて天目指峠まで進みたかったが、まだ道は長く、途中に下山路はない。迷ったが、体力が続くか不安で、ここで打切り下山した。
一ヶ月程前、日和田山から五常の滝を目指した時は、高指山で引返してしまった。今回は、日和田山から丸山まで続く尾根を、歩ける所まで進んでみようと思い出かけた。 前回引返した高指山を越え、物見山、ユガテ、越上山と歩いた後、東吾野駅に下った。このコースは車道歩きや、車道に沿ったコースがかなりあり、やや趣に欠ける。しかし、長い距離を歩くことができ、それなりの満足感が得られた。
これまでに、伊豆ヶ岳と子ノ権現に個々に登った。しかし、両者を通して歩くのが一般的なので、これを目指して歩いた。 古御岳から子ノ権現の間には高畑山や中ノ沢ノ頭があるが、地図で見ると途中に大きな登り下りはなく、比較的なだらかなコースと思っていた。しかし、実際に歩いてみると小さなピークが多数あり、足場の悪い所も多くて結構大変だった。 途中の天目指峠では、無理をせず、ここで下るべきかとも思ったが、子ノ権現から先は歩きやすいコースであることを経験済みだったため続行し、なんとか予定通り歩き通すことができた。
五条の滝を見て、更に物見山から日和田山へと歩いて見ることにした。 滝は車道沿いにあるが、滝壺付近から眺めると、それなりに立派な滝だった。この後、更に登り、物見山から日和田山を経て高麗駅まで歩いた。
これまでは西武秩父線から直接歩ける場所のみだったが、飯能駅から名郷へのバス路線沿いにも有名な山が多数ある。その一つ、武川岳に出かけた。 武川岳はカタクリで有名な山。この時期は、もちろん花は見られないが、山頂付近は緩やかで気持ち良い場所だった。この後、名栗から秩父を結ぶ道路に下り、更に、伊豆ヶ岳に繋がる尾根を越えて正丸駅に下りた。 武川岳は標高1,052m、6月に山歩きを再開してから、初めて標高1,000mを越えた。 若い頃は、特に感激の無い高度だったがーーー。
芦ヶ久保駅から沢沿いのコースを登り、尾根沿いのコースを下り駅に戻ってきた。 この山は駅から登山口まで近く、この付近の山としては標高差も大きく登り甲斐もあった。しかし、山頂付近は樹木が多く、秩父方面以外は、あまり展望は良くない。その為か、登山者は少なめで、駅から近いにも関わらず、深山のようで趣があった。
前回登った二子山と、西武線を挟んで反対側の丸山に登ってきた。 日和田山から続く山々の中で、丸山は最も標高が高い。山頂には立派な展望台があり、360度の展望を楽しむことが出来た。しかしコンクリート造りの地肌むきだしで、山の中には何とも不似合いな造り。建設関係者に周囲との調和を考えられる人が居なかった? この後、旧正丸峠を経て正丸駅まで歩いた。この道は街道として利用されていたらしく、歩きやすい、落着いた道だった。
若い頃、あちこち一緒に山歩きした友人と久しぶりに山歩きに出掛けた。 茅ヶ岳の周りには、南に甲斐駒や鳳凰、西に八ヶ岳、東に富士、北に奥秩父の山々が広がり、素晴らしい眺望を楽しんだ。また明野への下山路では、黄葉した葉が陽に輝き、晩秋の景色も味わった。 山から下りた後、明野太陽館で汗を流し、更に、近くの食堂(居酒屋?)で、暮れ行く山々の眺めに感動しながら、至福の一時を過ごした。
棒の峰へは幾つかの道があるが、地図に幾つかの滝が記載されている白谷沢沿いのコースが面白そうと思い出かけた。 白谷沢コースは良く整備されており、難所はないが沢登り気分を味わえる所もあり、狙い通り面白いコースだった。また、山頂は開けており眺望も良かった。
10月に丸山に登った際、旧正丸峠を経て正丸駅に下った。今回は、この道を逆に辿り旧正丸峠へと向かった。峠に到着後、更に正丸峠を経て伊豆ヶ岳に登ってきた。 旧正丸峠までは歩きやすい道だったが、峠からの登りは木製階段の段差が大きく大変だった。
名郷から蕨山に登り、さわらびの湯への下山を目指して出かけた。 陽の短い季節であり、時間に余裕が無くなれば、途中の大ヨケノ頭から名栗湖への下山をとも考えた。しかし、この分岐は見逃してしまい、予定通り「さわらびの湯」まで下った。寒い一日で、出会う人も少なく、傾く陽射しに追われながら下った、心せく山歩きだった。
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